早速外部診断機を使用して故障コードを調べてみましたが異常なし。
次に点火系を調べてみることにしました。
今回、新しい測定器を導入したのでその測定器を使用して故障診断をしてみました。
カイセ株式会社製のイグニッションアナライザーです。
この測定器はイグニッションコイルの上部に測定器のセンサーを接触させ
測定器のモニターに波形を表示し、イグニッションコイルを外さずに良否判定をする事ができます。
測定しますと、上の写真左側1番シリンダーのイグニッションコイルが他のコイルの波形と比較すると
波形の形が違っていたので1番シリンダーのイグニッションコイルの不良と判断しました。
交換してみると症状が改善されたので修理完了しました。
色々なコイルを測定していけば壊れかけのイグニッションコイルが判定できるかも。
V8エンジンなどの気筒数の多い車種のコイルの測定には便利な測定器だと思います。